M&Pグリセリンソープ
Melt (溶かす)& Pour(注ぐ;流す) グリセリンソープは、溶かしたソープを石鹸モールドやタッパーに流し込んで、冷えて固まったら出来上り!というクラフトソープです。
グリセリンソープの成分は通常植物オイルで作られ、グリセリンが配合されています。
グリセリンソープは自分で作ることもできます。
グリセリンソープキット
グリセリンソープキットはグリセリンソープとモールド、着色料などがセットにして売られています。
グリセリンソープの種類
グリセリンソープの中には防腐剤や発泡剤が使われたものもありますが、ココナッツなどの植物性オイル、
白いグリセリンソープにはオリーブから作られたオリーブグリセリンソープやゴートミルク配合のミルクソープがあります。
←カラ−ジェルとモールド付キット ←モールド,カラーリキッド , EOのキット
あっという間に作れます!
M&Pグリセリンソープを小さくカットします。
耐熱性タッパーなどに入れて電子レンジで溶かします。
電子レンジで15-20秒溶かして溶け具合を見ます。 熱しすぎないように奇麗に溶かします。 カラージェルなどを使って着色します。 香料も入れて、奇麗に混ぜます。 モールドに流し込みます。
冷めたら取りだして出来上がりです! 着色について、、、、
カラーパウダーをグリセリンと混ぜてジェル状にして着色料にするとマーブリングが簡単に出来ます。
香料について、、、、
お好きなフレグランスオイルやエッセンシャルオイルを少し加えて下さい。
香料の種類によって色が違います。透明な物もあれば黒っぽいオイルもあります。
よりお肌に優しい石鹸に、、、、
グリセリンソープにエクストラでビタミンEオイル、スウィートアーモンドオイル、ホホバオイルやウィートジャームオイルなどのFixedオイルを少し石鹸に加えると保湿性を高め、お肌にやさしいマイルドな石鹸に仕上げることができます。
ソープモールド
ソープモールド、キャンディーモールド、タッパー、プリンやヨーグルトなどのプラスティックの容器、
出来上がった石鹸をギフトに!
奇麗にラッピングしてギフトにして下さい。
Tips For Working with
Glycerin Soap
より透明な石鹸にするために
砂糖と精製水 50/50 のシュガーシロップを入れと透明度が高まります。
より一層硬い石鹸にするために
混ぜにくいとは思いますが、溶かしたビーズワックス、またはステアリックアシッドと熱めに溶かしたソープを混ぜて下さい。
Troubleshooting
石鹸が型からなかなか取り外せない
30分ほどフリーザーに入れて冷やすと簡単に取り出せます。
ソープの表面に吹き出る白っぽい粉や透明なビーズのような物
石鹸の表面にビーズや白っぽいものが吹き出てくることがありますが、これはグリセリンです。
私の作った石鹸がショールームに並べられていますのでお立ち寄りください。
アルカリ製品と植物性オイルを使用した純粋な石鹸をお作りになりたい方は石鹸の作り方をご覧下さい。
純粋な石鹸を作る場合は水酸化ナトリウムや水酸化カリウムの危険な薬品を使わなければなりませんが、
グリセリンソープなら溶かして固めるだけなので、お子様と一緒に楽しんで作ることが出来ます。
純石鹸を作る材料ににグリセリン、砂糖、アルコール(エタノールやウォッカ)を入れて作ります。
作り方は透明な石鹸の作り方を見て下さいね。450gのグリセリンソープでフェイスソープサイズの石鹸約7コ分ぐらいです。
写真のソープは透明ですが真っ白のグリセリンソープもあります。
白いグリセリンソープはアヒルや雪だるまを作るときに便利です!
水酸化ナトリウム、水、植物性グリセリンと糖分だけを使ったピュアグリセリンソープもあります。
ピュアグリセリンソープはプロピレングリコールやアルコールが使われず、パラベンの防腐剤も含まれていません。
これらの石鹸は、アメリカではクラフト用としてだけでなく、赤ちゃんやアトピーの方の石鹸として重宝されています。
皮膚炎で市販の石鹸があまり合わない方は、一度お試し下さい。アトピー性皮膚炎の方で愛用されている方がたくさんいらっしゃいます。
これらの石鹸はシャンプーバーとしても最適です。
純石鹸と比べて髪の毛が軋まないため、シャンプーバーとしても使われています。
オリーブグリセリンソープ、ミルクグリセリンソープのシャンプーバーも使ってみてください。
シャンプーの後はシトラスリンスで髪の毛をサラサラにして下さいね!
また食器を洗うと手あれしやすい方がグリセリンソープを食器用洗剤の変わりに使うと手荒れしなくなる方もいます。
ミルク配合のグリセリンソープは手にとても優しと思います。
(始めから小さくカットされた便利な石鹸も販売されています。)
写真の容器は玉子豆腐/ゴマ豆腐が入っていた容器です。
ブルーとバイオレッド2色使ってモールドに流しました。
カラージェルもグリセリンと混ぜて薄めてからマーブリングするときれな模様ができます。
400-500gの石鹸に小匙1杯が目安ですが、香料の種類で香りの強さは随分違います。
香料をふんだんに使って置物やタンスに入れる石鹸も作れます。
香料の色が石けんの色と混ざって色が変わる場合があります。
あらかじめ香料の色をチェックし、色に応じて着色の色も考えてみて下さい。
クレイを入れるだけで、簡単にクレイソープが作れます。
ミルクパウダーやバターミルクパウダーを加えてミルクソープが作れます。
クリーミーでマイルドな石鹸に仕上げる事が出来ます。
なんでも利用できるものは利用して下さい。
バブルが出来ますので固まったら削れるように少し大目に流し込んでも構いません。
クッキーカッターをつかってハートや星形の石けんをつくることも出来ます。
またフリーマーケットやインターネットビジネスで販売して下さい。
グリセリンを追加することにより透明度が増し、一層お肌が滑らかになる石鹸になりますが、
グリセリンの入れすぎは、石鹸が白くなってしまいますので透明感を出したい方は入れすぎにご注意!
アルコールを入れると透明感が増します。石鹸が少し曇った時はアルコールを入れて下さい。
450-460gに対してビーズワックス5-7gかステアリン酸1-5g を入れると固くすることができます。
ステアリン酸は、混ぜにくく失敗することがあるので、最初はビーズワックスやキャンデリラワックスで試してみてください。
 
湿度の高い所に置いておくとグリセリンがビーズのように吹き出て、ぬれた石けんになります。
グリセリンを洗い流さず、そのまま使ってください。洗い流してしまうと勿体ないですよ。
 
 
 
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