市販の石鹸なぜ悪い?
 
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市販の石鹸や洗剤を使ってもお肌にトラブルがありませんか?

市販の石鹸を使って皆さんはどんなトラブルがありましたか?
私は洗濯洗剤の種類、又は洗濯機のすすぎの時間などによって、湿疹や出来物ができてなかなか治らずに困ったことが何度もあり、
化粧品だけでなく石鹸も作ってみたいと思ったことがきっかけで手作り石鹸を作るようになりました。

市販の石鹸を使うとお肌にトラブルの起こる人が年々増えているため、アメリカでは純粋な石鹸を使う人、自分で石鹸を作る人が増えています。
純石鹸を販売する小さいビジネスのお店もだんだん増えているようです。

洗顔後、お肌にツッパリを感じたことがありますか?

手作り石鹸を作るときは作る過程でグリセリンも作られます。
純石鹸にはグリセリンが始めから含まれていることになります。
グリセリンは空気中の水分を肌に引き寄せ保湿性があり、お肌を優しく守ってくれる働きがあります。

石鹸製造会社は利益をあげるために、このグリセリンを取り除きます。なぜ? それはグリセリンは食べ物にも使われており、使い道は幅広くあるからです。
取り除いた、そのグリセリンも販売することが出来るからですね。
グリセリンを取り除かれた石鹸は保湿性の欠けたお肌にツッパリ感を与える石鹸になってしまいます。
そのため、グリセリンの代わりにいろんな物を混ぜてツッパリ感を与えないようにしています。
このグリセリンの代用の添加物である合成物がお肌のトラブルのようですね。


添加物は悪いもの?

添加物が悪いのではなく、添加された物の種類によっていいのか悪いのかを判断して下さいね。添加とは添え加わることであって、悪いものを加えるという意味ではありません。
グリセリンのようなお肌に良いものを添加してもそれは添加物になります。
無添加であれば良い商品というイメージがあるようですが、良い物を添加したほうが質は高くなるはずです。

最近は、塩析を行ったあと化学合成されたものでなく、グリセリンを保湿剤として添加している石けんも販売されています。
また、手作り純石けんのお店も増えていて、エッセンシャルオイルやミルクなどの自然素材を添加した石けんもたくさん見かけます。
無添加という言葉に惑わされず、購入する時に成分をよくチェックしてみてください。


お肌にも環境にも優しい

純石鹸で洗った水と汚れが台所やお風呂場からどんどん河川へと流れていきます。
純石鹸の石鹸水は水中の分子とくっついて微生物のエサとなり水中の生き物に影響はないようです。
大学の化学の先生から教えてもらった事ですが、川からメダカが居なくなった原因は、合成洗剤の所為なんだそうです。
メダカはとてもセンシティブで、合成洗剤の成分で呼吸ができなくなってしまうそうです。

手作り石鹸を使うようになってからは、身体に湿疹や吹き出物もなくなり、それ以来1度もできたことがありません。
純粋な石鹸を使うだけでこんなに違うとは思っていませんでした。
最初は、「そんなに違いはないのでは?」と思いながら石鹸作りを始めたのですが、少し驚きです。

自分の作った石鹸で洗濯するようになってからはソフナーを使わなくても衣類が柔らかくなりました。
手作り石鹸はアンモニアや光沢剤を入れて作りませんので、石けんで洗うと色がくすむという方もいますが、汚れのひどい部分は先に手洗いしてから洗濯すると奇麗に落ちます。

冬場、お湯を使って食器を洗うと必ずハンドクリームが必要だった母親ですが、手作り石鹸を利用して食器を洗っていると2ヶ月後にはハンドクリームが要らなくなりました。
半信半疑だった母親も少し驚いていました。やはり手作り石鹸はお肌に優しいみたいです。
数ヶ月間、自分でお作りになった石鹸を試してみて下さい。きっと違いがわかりますよ!

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 純石鹸の作り方

石鹸をつくるには水酸化ナトリウム(NAOH)/苛性ソーダを使って固形ソープを作ります。
リキッドソープを作るには水酸化カリウム(KOH)を使って作ります。薬局屋さんで購入できます。どちらも危険なアルカリ製品です。取り扱うときは気を付けてくださいね。

水酸化ナトリウムってあぶない薬品なのに、これを使って純石鹸!?って思われる方もいるようですね。

水酸化ナトリウムの純石鹸?と疑問の方はFAQsを見て下さいね!

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