植物性オイルから作った石鹸のレシピ

スキンタイプに合わせたレシピと洗顔石鹸、ベビーソープの作り方を載せています。
住んでいる地域の水の違いで泡立ちは異なりますが、練習用ということで作ってみてください。
石鹸を作るレシピはお料理のレシピのように数多くあり、ソープメーカーやソーパー達が自分独自のレシピを持っています。
石けん作りになれてきたら、オリジナルレシピを作ってくださいね!
 

石鹸にするためにそれぞれのオイルに必要な水酸化ナトトリウム(苛性ソーダ)の量が違います。
レシピに書かれているオイル以外の物を代用に違うオイルで作ると身体を洗えない石鹸が出来るかもしれません。
油脂に必要なアルカリの量が異なりますので、必ず鹸化価をチェックして下さいね。
 

石鹸を硬くソーダ灰を防ぎたい方はビーズワックスをベースオイル100gに6-12gのビーズワックスをお使い下さいを入れてお作りください。
ビーズワックスは石鹸を堅く長持ちさせるためと、混ぜる時間が少なくなること、石鹸の表面に水酸化ナトリウムの粉/ソーダアシュが出ることを防ぐために使っています。
ビーズワックス28gに1.8g鹸化するために水酸化ナトリウムは必要ですが、アルカリが減る分中性に近づきますので、気にせずビーズワックスをレシピに追加して使って下さい。
ステアリン酸も同じように石鹸を硬くする働きだけあります。石鹸を硬くしたいだけの方はお手ごろの値段であるステアリン酸をベースオイル500gに小さじ1杯程使って下さい。
オイルの種類によって硬さもかわるため出来上がった石鹸の硬さでステアリックアシッドの量を増減してください。

ビーズワックスを使用しない石鹸の表面には必ず白いパウダー(ソーダ灰)が付着します。
量にもよりますが、このソーダアシュに刺激や痒みがでて使えない人がいます。
プレゼントするソープの場合は、ソーダ灰/ソーダアシュは削ぎ落とすか洗い流して下さい。

お好きなスキンケアオイル

お好きなスキンケアオイル、、、「なぜ入れるの?」と思われる方もいると思います。
スキンケアオイルを仕上げにちょっと入れるだけでそのオイルは殆ど鹸化されずに石鹸に残ります。
簡単に言うと、石鹸にならずにオイルとして石鹸に含まれるためビタミンの多いオイルを使うとビタミンが多く含まれた石鹸として出来上がります。
仕上げにちょこっと入れるオイルをスーパーファットとよんでいます。
下記レシピ大匙1杯を2-3倍にすると洗顔用、ベビーソープに近い石鹸になります。

身体用?洗顔用?

同じ石鹸なので身体用、顔用に分ける必要はありませんが、お顔はデリケートです。
洗顔用は、石鹸に残るオイルを多くしたり、ココナッツオイルを少なくしたりして、肌あたりを優しくしています。
女性の顔は、男性よりもデリケートな方が多いので、ボディソープよりマイルドな石けんを、フェイスソープとして使ってみて下さい。
 
 
石鹸の作り方
 

Basic Bar Soap
170g ココナッツオイル
170g パームオイル
120g オリーブオイル

68g  NaOH/水酸化ナトリウム/苛性ソーダ
175ml   精製水 または ミネラルウォーター
小さじ1-2 エッセンシャルオイル又はフレグランスオイル
大匙1 お好きなFixed オイル - アボカドオイルやホホバなど
 

Bar Soap for Sensitive Skin - 敏感肌
170g オリーブオイル
170g パームカーネルオイル *パームオイルではありません。
120g キャスターオイル
120g スイートアーモンドオイル

78 g  NaOH
220 ml 精製水 または ミネラルウォーター
小さじ1-2   エッセンシャルオイル又はフレグランスオイル
大匙1杯 Fixed オイル(アロエベラ、アプリコットカーネル、シェイバターまたはマンゴバター)
 

Palm & Oliveソープ - ドライスキンタイプ
230g パームカーネルオイル *パームオイルではありません。
230g オリーブオイル

64g   NaOH
175ml 精製水 または ミネラルウォーター
小さじ1-2 エッセンシャルオイルまたはフレグランスオイル
大匙1 Fixed オイル (マンゴバター、シェイバター、アボカドまたはアロエベラオイル)
 

Bar Soap for Normal to Dry Skin - ノーマル、ドライスキンタイプ
160g パームカーネルオイル
120g パームオイル
180g オリーブオイル

63g   NaOH
175ml 精製水 または ミネラルウォーター
小さじ1-2 エッセンシャルオイル又はフレグランスオイル
大匙1 Fixed オイル(マンゴバター、アボカドオイル、ビタミンEオイルなど)
 

Coconut & Olive Bar Soap - ノーマル、オイリースキンタイプ
230g  ココナッツオイツ
230g  オリーブオイル

70g   NaOH
175ml  精製水 または ミネラルウォーター
小さじ1-2 エッセンシャルオイル又はフレグランスオイル
大匙1 Fixed オイル(アボカドオイルやビタミンEオイルなど)
 

Coconut Bar Soap - オイリースキンタイプ
450g  ココナッツオイル

79g  NaOH
170ml  精製水  または ミネラルウォーター
小さじ1-2  エッセンシャルオイル又はフレグランスオイル
大匙1 Fixed オイル(アボカドオイルやビタミンEオイルなど)



 

Face Soap - 石鹸12-16コ分
250g パームカーネルオイル
250g サンフラワー *ひまわり
150g キャスターオイル
100g スイートアーモンドオイル
100g アプリコットカーネル
50g アボカドオイル
50g ホホバオイル
50g マカダミアナッツ

131g   NaOH
380ml 精製水  または ミネラルウォーター

小さじ2-4 エッセンシャルオイル又はフレグランスオイル
大匙1 シェイバターまたはマンゴバター
大匙1 ウィートジャームオイル、アロエベラオイル または エミューオイル
小さじ1 ビタミンEオイル(d-アルファ)
小さじ2  GSE



 

Baby Soap
300g  パームカーネルオイル * パームオイルではありません。
150g スイートアーモンドオイル
150g アプリコットカーネル
150g キャスターオイル
50g  シェイバター(シアバター)/マンゴバター

110g  NaOH
300ml  精製水  または ミネラルウォーター
小さじ1-2  フレグランスオイルまたはエッセンシャルオイル
大匙2 マンゴバターまたはシェイバター
小さじ2 GSE



 

The Pure Soap Journalに遊びにきてくれたお友達のオリジナルレシピ - My Own Soap Recipes
 
My Own Soap Recipes - Index

 

マイレシピ
たくさんの方に素敵な石鹸を作っていただけるようマイレシピのページを作りました。
皆さんのオリジナルレシピを送って下さい!こちらで皆さんにご紹介致します!
 

はちみつミルクチョコレート石鹸 - Created by mburubon

ハチミツミルクチョコレート石けんはすごく可愛く仕上がりました。
ミルクチョコレートというネーミングぴったりにすこしブラウンかかった地の色に濃いチョコレート色のマーブル模様です。
たぶん蜜蝋のおかげでかなりトレースが出た状態でマーブル模様を付けたからだと思います。
バーソープという名前がまさしくぴったりとくるほそなが−い長方形の石けんになりました。
そして、お菓子のマーブル模様というよりも大理石に近い模様みたいです。
ほぼ、キャスティールなので泡だ立ちは非常に悪いです。

でもでも!すごくしっとりします。しっとり感はダントツです!
肌の乾燥が気になる人にはいい感じになるのではないでしょうか?
私のシャンプーにはちょっとしっとり感強すぎてしまう感じがありますが、
オリーブオイルの力で汚れ落ちはすごいので、体洗いにはぴったりです。    

* はちみつミルクチョコレート *

*  レシピ  *

オリーブオイル 458g(500cc)
ココアバター 50g
苛性ソーダ   59g 
ミルク     190g
蜜蝋 25g

:型入れ直前に入れる物:

はちみつ 大さじ0.5 ⇒ レンジで10秒暖める
ココアバター  10g
:マーブル着色用 :
ココアパウダー  小さじ1
シナモンパウダー 小さじ0.5

< memo >

冷凍庫で少し堅くしてから切ろうと思ったのだが、忘れて一日おいてしまいガチガチに・・・。
仕方がないので、少し置いて切ろうと思い溶けたと思ったところで切ってみたが、結構堅い。
しかも、ココアバターのせいか、途中で、ぼろっと、崩れてしまう。
感触としては本当にチョコレートを切っている感じ。
こんなに堅くなるのなら、ビーズワックスいらないかも・・・。水分が少なかったのも敗因か?
ココアバターが入るときは冷凍するのやめよう。ぼろぼろ崩れる。堅いしさ。(T_T)
制作日 00.5.10.

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オリーブ&グレープソープ - Created by Mariko

オリーブ&グレープソープの手作り石鹸を成功させました!嬉しいです!
少し緑がかった、きれいな石鹸ができます。乾燥肌に向いてるなーと感じました!
ドライスキンの方は、このレシピの石けんをぜひお試し下さいね!

材料:
オリーブオイル:120g
グレープシードオイル:130g
苛性ソーダ:30g
精製水:90g

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はちみつ&ブルークレイソープ - Created by チッピ

材料;オリーブ520g、ココナッツ450g、キャスター100g
水392g
苛性ソーダ154g
オプションとしてハチミツ大さじ2、ビーズワックスーナチュラルスティック2本(約56g)、ブルークレイ大さじ2

未精製のミツロウであるオレンジ色のナチュラルビーズワックスと濃い色のオリーブオイルを使ったので、
色の濃い石けんができましたが、使い心地はとても満足です!
バスタイムを満喫しております!

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生クリーム石鹸 -Created by チッピ

生クリーム石けんレシピ・・・
オリーブ300g、ココナッツ300g、パーム300g
水200g
苛性ソーダ113g
オプション 生クリーム80g、GSE小さじ1、ラベンダーオイル小さじ2

ハードオイルを多めだったので、堅くて泡立ちがとてもよいです。
ラベンダーオイルの香りがしっかり残ってくれて、ミルクっぽい香りもします。
とうぜんしっとりして、今日、髪に使ったけど、とても使い心地がよかったです。

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カメリカを使ったエバミルク石鹸 - Created by チッピ

カメリアを使ったエバミルク石けんのレシピ・・・

椿油400g、ココナッツ200g、パー ム200g、キャスター100g
水200g
苛性ソーダ122g
オプションとしてエバミルク125g、精製ミツロウ30g、椿油大さじ2、香水小さじ1

初めてエバミルクとオレンジがかった生クリームのような感じでしたが、
タネに 入れたとたん一気にオレンジ色になりました。
今はエダムチーズのような色合いで す(堅さも)。カットして出したら絶対食べられそうです。
椿油はオリーブと似ていると聞いたので、ミツロウを少しだけ入れてみました。
しっかり堅くていい感じです。半分ジェル化したので、電気あんかで強制的に全部ジェル化してみました。
初めての椿油なので使うのが楽しみです。シャンプーとしてと、クリスマスにプレゼントするので、
堅さと泡立ちと、椿油を重視してみました。
 


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