Cosmetic Recipes

マイレシピ
たくさんの方にお肌に合った化粧品を作っていただけるようマイレシピのページを作りました。 皆さんのオリジナルレシピを送って下さい!
 

メンソールリップクリーム

唇が良く荒れるため、ちょっとメンソールの強いリップを作っています。
キャスターオイル3-4杯、キャンデリラワックス1/2-1杯、メンソールクリスタルを耳かき(ミクロスパーテル)2杯程を電子レンジで溶かして固めるだけです。
メンソールの強いリップクリームを作る場合は、キャスターオイル3-4杯、キャンデリラワックス1/2杯、メンソールクリスタル1/8杯でお作り下さい!

メンソールクリスタルが入手できない方は、はっか油や天然のミントオイルから作られているミントフレイバーオイル(ブルーミントフレイバーオイル)を使うこともできます。

ナチュラルなホホバオイルを全体のオイルの量の10%ほど加えると唇に優しく艶のあるリップになると言われていますが、
私は、ホホバの味が苦手なので、艶のあるリップクリームを作るときは1000I.U./g以上のビタミンEオイルを加えています。

じゅんこの口紅の作り方

好きな色のコスメティックグレードのピグメントやマイカを選びます。 キャスターオイルとキャンデりラワックスを電子レンジで溶かし、選んだピグメントなどを混ぜて固めるだけです。

キャスターオイル5-6杯、キャンデリラワックス1杯、ブレンドしたマイカ5杯、フレイバーオイル適量

ナチュラルなメークに合った口紅の色ができます。フレイバーオイルはローズやラズベリーを少し加えて作っています。
ブレンドは、コーラル小匙3杯とコッパーマイカ2杯を混ぜたレディッシュブラウンか、コーラルとココアを同量まぜると写真のような色目になります。
 

lip_060102.jpg


 

マイカを使った私の手作りの口紅です。
口紅の表面はワイヤーを使ってフラットにしています。
ギフトにする場合はワイヤーを使ってフラットにして下さいね!


 

lip_072500


 

私の口紅の色の配合は、見た目よりも淡い色なので、ナチュラルメイクの方におすすめです。
明るく健康的な色にするには、ブラウンを少なくして明るくしてください。
ビビットカラーが好きな方は、レッドやチェリーピンクなどの鮮やかな色をそのまま使って下さい。
使い心地も市販の口紅のような感じです。容器にもよりますが口紅4本ぐらい作れます。

アイライナーの作り方

好きな色のニ酸化チタンを含むピグメントを選んで下さい。数種類ブレンドさせても構いません。
少量の水とピグメントを練り合わせるように混ぜ、あとは付け具合で加減して下さい。

マスカラ

マスカラは、アイライナー同様リキッドタイプとアイシャドーの用に固形にして水で溶いて使うタイプ、 など作ることができます。
シャネルのLE REGARDはアイシャドー、アイライナーとマスカラが3色のアイシャドーのように固形で、アイライナーとマスカラは水に溶いて使うコンパクトに収められたタイプがあります。
自分なりに工夫していろんな物をつくることができます。

市販の液体マスカラにはアクリル酸アルキル共重合体エマルション、プロピレングリコール、酸化鉄、ウルトラマリーン、パラフィン、ビーズワックス、ミネラルオイル、ラノリン、カルナバワックス、
カルボキシメチルセルロースナトリウム、植物性オイル、植物性ガム、カオリン、精製水、フレグランスオイル、防腐剤などが使われていますが、メーカーにより材料は異なり、
すべての材料が使われているとは限りませんが、材料の参考にして下さい。

アイシャドーの作り方

マイカや酸化鉄をそのまま使う事が出来ます。マイカの場合は好きな色を選んで、そのまま使う事ができます。
酸化鉄の場合、そのままだと色が濃く感じる場合もあります。そういう時はニ酸化チタンやマットマイカなどを加えて色を調節して下さい。
小さいコンパクトにプレストすると持ち運びに便利です。

<二酸化チタンは、紫外線防止効果があるため日焼け止めローションや下地などの化粧品に使われています。
ピールオフの白いマスクは二酸化チタンが使用されています。石鹸やクリーム、ケーキのバタークリームを白くするためにも酸化チタンは使われています。

ルースパウダーの作り方

基本的なフェイスパウダーの作り方は、ニ酸化チタンとイエロー、ブラウン系のピグメントを混ぜて、
メイズスターチ、またはタルクを混ぜ合わせるとルースパウダーが簡単にできます。

本書に説明している奇麗に混ぜる方法ですが、下記のカラー画像を参考にして下さい!
ジップロックで手で擦りながら混ぜた後、私は下記のようにして、スティックとプラスティックのプレートを使って、丁寧に混ぜています。


 

Junko's Loose Powder
ニ酸化チタン小匙1杯、ライトブラウン酸化鉄小匙1/8杯、
イエロー酸化鉄小匙1/4杯を混ぜ、
色が均一になるようジップロックに入れて擦ります。
よく混ぜた材料にメイズスターチ(又はタルク)を
お肌の色に合う迄徐々に加えて出来上がり!
ピュアカオリンを少々加えるときもあります!

ニ酸化チタンを4杯程入れて作るとTゾーンのテカリ防止によいパウダーが作れます。


 

Junko's

色黒の方はライトブラウンの替りにミディアムブラウン、またはダークブラウンの酸化鉄を使うかライトブラウンを大目に入れてお作り下さい。
少しピンク系のパウダーを作りたい方はイエロー酸化鉄を加えないで作って下さい。

Chie's Loose Powder  Chieさんの、ルースパウダーのレシピです!!
二酸化チタン小匙3杯 、イエロー酸化鉄小匙2杯 、ブラウン系酸化鉄小匙1杯を奇麗に混ぜる。
混ぜにくい場合はGSE とグリセリンを適量加えて均等の色になるまで奇麗に混ぜ合わせて下さい。
混ぜた酸化鉄と二酸化チタンに少しずつタルク、メイズスターチまたはマイカパウダーを加えます。
110gを目安に色白の人は多めに、色の黒い方は少なめに、貴女のお肌の色になるまで加えます。

注意:フェイスパウダーに使うメイズスターチ(コーンスターチ)は粒子の細かい物を使って下さい。
化粧品グレードでも、食用のように粒子が粗いとフィスパウダーには向きません。手触りが食用と同じような感じなので触るとわかります。
粒子が細かい物は、市販のパウダーと変わらない手触りです。

ルースパウダーの作り方

Chie's Loose Powder  Chieさんの、ルースパウダーのレシピです!!
二酸化チタン小匙3杯 、イエロー酸化鉄小匙2杯 、ブラウン系酸化鉄小匙1杯を奇麗に混ぜる。
混ぜにくい場合はGSE とグリセリンを適量加えて均等の色になるまで奇麗に混ぜ合わせて下さい。
混ぜた酸化鉄と二酸化チタンに少しずつタルク、メイズスターチまたはマイカパウダーを加えます。
110gを目安に色白の人は多めに、色の黒い方は少なめに、貴女のお肌の色になるまで加えます。

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カラーコントロールパウダー - Created by Junko

血色が悪く青白に見えるお肌の方はピンクやレッド、赤みがかったお肌のかたはグリーンを使うなど
パープル、ピンク、グリーンなどのカラーコントロールパウダーも簡単に作れます。
二酸化チタンに選んだカラーを入れて良く混ぜ合わせ、容器にいれてプレスすれば出来上がりです。
本格的な作り方は「自然素材で手作り!メイク&基礎化粧品」(学陽書房)をご覧になって下さいね!
 

cosme_colorballs.jpg


 

フェイスのカラーコントロールの為に作ったカラーボールです。
ウルトラマリーン系ピグメントと酸化クロムを使って作りました。
大きめのブラシを使ってボールを転がすようにして使って下さい!
「自然素材で手作り!メイク&基礎化粧品」のプレストバウダーの作り方をご参照下さい。
ボール状にする作業は直接材料に触らないように、パウダーフリーの使い捨てゴム手袋を利用して下さい。

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Junko's グリーンカラーパウダー - カラーコントロール &シャインコントロール

二酸化チタンを小匙1杯、グリーン小匙1/2杯を良く混ぜます。
グリセリンやGSEを少し加えて湿らせると固まりやすくなります。
よく混ざったら容器に入れて上からギュッと押し固めて出来上がりです。

この簡単レシピはテカリを抑えるシャインコントロールを兼ねたレシピです。

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カラーの下地 - Created by Junko

クリームを作るときにグリーンやイエローのピグメントを加えて簡単に色つきの下地ができます。
二酸化チタンを少量いれるとしっかりとした下地クリームになります。
私の友達はグリーンのピグメントを入れて下地クリームを作っています。

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リキッドファンデーション

市販のリキッドファンデーションには、親油型モノステアリン酸グリセリル、アルコール、ベンガラ、
大豆リン脂質、パーフルオロポリエーテル、トリエタノールアミン、ブチレングリコール、
α-オレフィンオリゴマー、ステアリン酸亜鉛 、流動パラフィン、オクチルドデカノール 、
イソノナン酸イソノニル、エチルヘキサン酸セチル、パーフルオロポリエーテルなどの材料や
手づくり化粧品の材料でお馴染のピグメント、二酸化チタン、キャスターオイル、アロエベラオイル、
ラノリン、ステアリックアシッド、ピグメント(酸化鉄、マイカ)、タルク、ワックス類が含まれています。
すべての材料が使われているわけではありません。またメーカーによっても異なりますが、
手作りリキッドファンデーション作りの参考にして下さい。

簡単なリキッドファンドーションの作り方は「自然素材で手づくり!メイク&基礎化粧品」をご覧下さい。ポリソルベート不要です。
本は図書館でも貸し出しできますので、お近くの図書館でお問い合わせになってみてください。 本書にあるレシピで今ひとつ上手に作れなかったという方は、ポリソルベート80を少し加えると使いやすくなります。
ポリソルベート80(または60)をお持ちの方は、こちらのリキッドファンデーションのレシピもお試しください。

ルースファンデーション 大さじ 1杯
植物性オイル 小さじ 1杯
ポリソルベート80 小さじ 1−2杯
水    小さじ 2-3杯
グリセリン       小さじ 1/8-1/2杯
GSE        5-10滴

より使いやすい化粧品を作るために、、

このHPの簡単レシピは、まず手づくりを楽しんでいただくため1999年に公開したので古いレシピもあります。
本格的なレシピやアレンジの参考に「自然素材で手づくり!メイク&基礎化粧品」をご覧下さいね!図書館でおたずね下さい。
版権法に接触しますので、本書の内容をHPで公開する事ができません。ご了承ください。

 

Q: パウダーファンデーションの付け心地が今一つなのですが、手づくりはこんなもんですか?
無香料のコーンスターチを海外から購入しましたがグレードの表示がありませんでした。
もしかすると食用なのかと思って心配になってきました。見分け方はありますか?

スキンケアに向き、不向きのパウダーの見分け方は手触りです。手触りが片栗粉のようであれば、不向きです。粒子が大きすぎて肌にのりません。
手触りが市販のパウダーファンデーションやボディパウダーと同じように粒子が細かくなければ、つけ心地が悪くなります。手触りで判断できます。

アメリカの化粧品素材のショップで無香料のコーンスターチが販売されている場合は通常食用です。
バスフィズを作るために食用のコーンスターチがアメリカでは販売されていますので注意して下さい。
食用のパウダーを使う事もできますが、残念ながらつけ心地はよくありません。

 

Q: ココナッツの石鹸が肌に合わないので、ココナッツオイル以外でスキンケアしたいのですが、何を使ったらいいですか?

分溜ココナッツオイルと同じように保湿があり、浸透性が高くベタつかないオイルとしてオリーブスクワランがおすすめです。グレープシードオイルやホホバオイルもいいと思います。
乾燥肌でオイリーな感触を好む場合は、マンゴカーネルオイルがおすすめですが、体温で溶けるぐらいの柔らかいマンゴバター等のバターもおすすめです。
プレストパウダーに使う場合は、スクワランやホホバ以外に、マカデミアナッツオイルも使われています。

 

Q: ルーズパウダーをたくさんつくり過ぎたのですが、何時までに使ったほうがいいでしょうか?

ルースパウダーの材料にもよりますが、長期保存できる材料をブレンドしただけのルースパウダーは、小分けして保存すると保存料なして長期保存可能です。
ブレンドした材料の使用期限の一番短いものを基準に使ってしまうようにしましょう。
それでも量が多すぎるので使い切れない場合、GSE(グレープフルーツシードエクストラクト)を使って長期保存ことができます。
パウダー状のGSEが販売されていますので、パウダー類にはGSEパウダーを加えて下さい。
アイシャドーやフェイスパウダーに菌が繁殖する大きな原因は、皮膚にある油脂や不純物がスポンジチップや綿棒につき、
その皮脂や不純物のついたチップがアイシャドーに付着してしまう事などが原因です。
ルースパウダーの場合、シフタージャーを使うなど1回分ずつ取り出して使えるタイプの容器を使用すれば、防腐剤が無くても長期保存できます。
 



 

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