「美肌になろう!手作りリキッドソープとクレイ」をご購読していただき、ありがとうございます!

自然素材で手づくり!メイク&基礎化粧品の本で、クレイに興味を持って頂いた読者様が多かったということで、
手作りリキッドソープだけの本の予定を変更し、本書の半分をファンゴセラピーにして本を作る事になりました。
クレイを使って皮膚トラブルがよくなったというコメントをたくさん頂き、とても嬉しく思っております。

また、固形石鹸よりも簡単に作れて、シャンプーしても酸性リンスが必要なくて重宝しているという、嬉しいコメントも頂いております。
そして、本当に15分で作れるとは、、、と驚きのメッセージもいただいております。
ひとりでも多くの方に、喜んでいただけたら幸いです。

 


 

 

 リキッドソープづくり

アルコールを使ったレシピと使っていないレシピ、二通りを紹介する予定でしたが、
アルコールなしの場合は、時間がかかったり、失敗の可能性も高かったりするので、15分で作れるアルコールを使ったレシピだけになりました。

アルコールを使った作り方だと、吹きこぼれが怖いと思う方もいらっしゃると思います。
本書にあるココナッツのバブルバスのように、ココナッツの割合の多いレシピを作るときは特に注意が必要ですが、
ココナッツの割合の少ないレシピ、またはココナッツの含まれていないレシピは、泡立ちが優しいので、ココナッツの少ないレシピから作ってみて下さい。
要領を掴んでから、ココナッツオイルの割合の多いレシピにチャレンジして下さいね。

オリジナルレシピで作る事もできます。オリーブ100%、スイートアーモンド100%なども作ってみて下さいね。
本に鹸化価表がありますが、容量の関係上、本で紹介しているオイルしか掲載する事ができませんでしたので、当HPのリキッドソープのページもご覧下さい。
 

 ココナッツオイル&アロエバター

泡立ちのよい石けんが好きな日本人向きのレシピを紹介するために、少量のココナッツオイルを配合しているレシピが殆どです。
アロエバターはココナッツオイルにアロエをしみ込ませたものですので、ココナッツオイルがベースになります。

残念ながら皮膚が薄い方の場合、ココナッツオイル使った石けんに刺激を感じて使えない方もいます。
そういう方は、ココナッツオイルを使わないレシピで作って下さい。

ココナッツオイルを使った石けんが肌に合わない人がいるため、ココナッツオイルの石けんは肌によくないと思っている方もいらっしゃいますが、そうではありません。
蕎麦アレルギーの方が、お蕎麦を食べれないのと同じで、ココナッツオイルに刺激を感じる人は使えないだけです。

私は泡立ちの良い石けんが大好きなので、ココナッツオイルはよく使います。
 

 リキッドソープの透明度

リキッドソープの透明度を高めるには、まずお水が大切です。透き通ったリキッドソープを作るには精製水、または蒸留水を使って下さい。
ミネラルウォーターや水道水で作るとミネラルのせいで透明度が欠けます。または透明にならないことがあります。

あとは、鹸化がしっかりされていて、余分な油脂が石けんにふくまれていないことです。
エッセンシャルオイルやフレグランスオイルを後から添加させると曇る事があります。
 

 ジェルのレシピは、日本の夏用レシピです。

サンフランシスコの夏は、日本の夏と同じぐらいの気温で、たまに40度になる事もありますが、湿気がないので日陰に入るとヒンヤリします。
なので、一般家庭にクーラーがないのが普通です。
でも、 日本の蒸し暑い夏の場合、顔や身体にクリームを塗りたくないと思っている人は多いと思います。
私も、日本にいたときは、夏場は、サンスクリーンでも使いたくないと思っていました。

そこで、日本の夏向けのジェルのレシピを紹介する事にしました。
キサンタンガムを使ったジェルには、保存料としてGSEが使えないと思っている方も多いと知りましたので、
この本で、GSEとキサンタンガムを使ったジェルの作り方をご紹介する事にしました。
ぜひ、夏場はジェルを活用して下さいね。
 

 キサンタンガムとGSEが混ざらない?

キサンタンガムは酸に弱いため、GSEをそのまま加えると混ざりませんが、手順を間違わなければ混ざります。
もう一度、本を読んで、手順を間違わないように作ってみてくださいね。
 

 くず粉

くず粉は、アメリカでもナチュラルスキンケアに使われる素材です。製造メーカーで若干質感が異なります。
また、日本の場合は、片栗粉が混ざった物も販売され、くず粉100%でない場合もあります。
現在使っているくず粉だと、使い心地が滑らかでない場合は、違うメーカーのくず粉も試してみて下さい。
粉っぽく感じるときは、水を多めにするなど水分も加減して、使いやすいように調節して下さい。
 

 くず粉がダマになったり、水っぽくなってしまいます。

くず粉と販売していても、実際原料を見てみると、片栗粉が混ざっている場合があります。
本書の場合、本くず粉100%の場合ですので、片栗粉が混ざったものを使うと、冷めてから水っぽくなる場合があります。
また、固まったくず粉もありますので、きれいに溶かしにくい形状が売られています。
ボディパウダーにそのまま使えるパウダー状になったくず粉がありますので、パウダー状を使って作る事をおすすめ致します。
 

 P67の表のページ

校正してから印刷に入りますが、P67の表のページは,印刷所の手違いで古いデータで印刷されました。

増刷分からは正しい表と差し替えられています。
日本では、赤ちゃんのスキンケアに使える精油の種類が少ないため,海外で使用されている種類を教えてほしいという問い合わせをよく頂いたので,
2刷発行以降は、海外で使用されている赤ちゃんと子供に使える精油を石鹸におすすめしますという形で印を入れています。

お手元の本が初版の場合,表以外では、下記の訂正をご確認ください。

創あと → 創傷

△:バスルームを芳香させる程度 → バスルームを芳香させるだけ
 

 訂正

2刷発行は,2刷にするべきところを、誤植で「初版」で増刷されています。
 

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