Liquid Soap
 


 

KOH/水酸化カリウムを使って作ります。水酸化ナトリウムの鹸化価とは異なります。
時間をかけてゆっくり作る方法と、アルコールを使って時間を短縮して作る方法をご紹介します。
作り方や温度設定は人によって違いますが、アルコールを使うと成功の確率がグーンと上がります。
失敗する確率が少ないかわりに、ちょっと危ない作り方でもあります。下記の注意をよくお読み下さい。

注意: アルコールを使った作り方の場合
高温設定で尚且つアルコールを使うため、中の様子が伺えるガラスのフタつきの大鍋をご用意下さい。
アルコールを入れて混ぜると鹸化がはじまり、急に泡が吹き上がってきますので
出来るだけ「大きすぎるかな??」と、思うくらい大きなお鍋をお使い下さい。

英語版のリキッドソープの作り方を購入された方から私のレシピはアルコールを入れてから火をつけないのですか?
と、時々質問がきますが、私の場合、我流ですがアルコール入れてから鹸化させるまで一切火を点けないようにしています。
リキッドソープの作り方の本にはアルコールを入れてから弱火で温める説明がありますが、
アルコールを入れてから火を点けると混合物が吹き上がりすぎて鍋から溢れる事もあり、危険度が高くなるからです。
温度が下がってしまって上手く鹸化できず、温めて温度を上げたい場合やお持ちの本の通りに作りたい場合は
突然の吹きこぼれや跳びはねに十分注意が必要です。
出来るだけ鍋底が厚いお鍋を用意し、ガラスのフタで中を伺えるお鍋を使ったほうがいいと思います。
鍋の底が厚いお鍋は熱が均等に行き渡るため、突然の吹きこぼれ防止になります。
ガラスのフタなら、中が見えるため急な吹きこぼれ防止、また跳びはね防止になります。

アルコールを入れる時は必ず火を消してから入れて下さい。火を点けたままアルコールを使う事はとても危険です。
容易にアルコールに引火して炎がよく見えないのが特徴なので、引火にすぐに気がつかない場合があります。
万が一に備えて、火事になった時の想定で何が必要か、何をすべきか、、、を心得ておくほうがいいと思います。

初めてつくる方の場合、パームオイル100%で作るシャンプーが作りやすいと思います。
パームをお持ちの場合は、パームオイルで作ってみて下さい。
 
 
リキッドソープの作り方

 
 
 

Liquid Soap の透明度

パームオイルの場合、アルコールを使わないと透明なリキッドソープにはなりません。
アルコールが抜けると曇った液体になり透明感は全く無くなってしまいます。
また、ホホバオイルを使用した場合もすこし曇る場合があります。
透明なリキッドソープを作りたい場合はパームオイル以外のオイルを選んで作って下さい。

ソフトオイルと呼ばれる常温で液体のスイートアーモンドやアボカオドイルなどのオイルはアルコールが無くても透明に仕上げられ、
パームカーネルやココナッツも透明なシャンプーに仕上げることが出来ます。
キャスターオイルを加えると、極めて透明度が高くなり、優しいシャンプーが作れます。
キャスターオイルは保湿が高く、お肌にも髪の毛にも優しいシャンプーが作れるため、
ヘアシャンプ、ボディシャンプーにぜひ少量加えて作っていただきたい材料です。

アルコールを加えると透明度が高まります。透明にしたい方は少しアルコールを加えて下さい。
また、透明度を高めるためにグラニュー糖を加えると経済的です。

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リキッドソープの出来る量と香料の量

水を6カップ加えるレシピの場合は、約4000mlのシャンプーが出来ます。
ボディウォッシュ、ヘアシャンプー、ハンドソープだけでなく、食器用にも洗濯用にも使えますので
たくさん作ってもすぐに無くなってしまうと思いますが、ちょっと多すぎるなぁ、、、と思う方は
1/2、1/4にして適当に量を少なくして作って下さい。
ただし、量を少なくする時は、鍋の温度が急に下がったりしない夏場の暑い時に作るか、
または、温度が下がらないように十分に気をつけて作って下さい。

約4000mlのシャンプーに15mlのフレフランスオイル(FOs)かエッセンシャルオイル(EOs)を加えるだけで、
微香料リキッドソープが作れ、香料を60ml入れると強い香りがつきバブルバスが作れます。
1000mlのシャンプーには3-5ml、バブルバスには15mlの香料を加えて下さい。
EOsの場合は香りが強い種類が多いため、ドロッパーで数的落とすだけで香りがつきます。

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水酸化カリウムの量 (KOH)

固形石鹸を作る為の水酸化ナトリウム(NaOH)は100%鹸化させる量で作った場合、アルカリが多すぎて、
石鹸の表面にソーダアシュが付いてしまうアルカリの強い石鹸が出来ます。
そのため、5-8%オイルを増量、又は8-10%アルカリを減量して作る人が殆どです。

しかし、手作り液体ソープの場合はKOHが100%以上必要で、アルカリがちょっぴり少ないだけでも
出来上がったシャンプーの表面にオイルが浮いたり、手を洗うと油っぽくて石鹸というよりオイルという場合もあります。
そのため、アルカリを10%増やして作り、後からクエン酸や硼酸を加えてアルカリ度を下げる方法を利用している人がたくさんいます。
私は5%ほど増量して作っているので、アルカリを落とす必要がない数値に出来上がっています。
ベビーシャンプーやフェイスソープはGSEや蜂蜜を加えて出来上がったpHより少し下げています。

下記、水酸化カリウム(KOH)の量は100gのオイルに対して100%鹸化させるアルカリの量です。
下記のアルカリの量を5-10%増量して作ると失敗する可能性が少なくなります。
 

Fixedオイルetc.の種類

KOH (g)

Fixedオイルetc.の種類

KOH (g)

スウィートアーモンド

19.35

オリーブ

19.00

アプリコットカーネル

19.00

ココナッツ

25.80

アボカド

18.75

パーム

19.91

ボリジ

19.00

パームカーネル

21.99

カメリア

19.10

キャスターオイル

18.03

シェイバター

18.00

ホホバ

9.25

マンゴバター

18.78

サンフラワー

19.15

ココアバター

19.15

ウィートジャーム

18.75

ステアリックアシッド

20.60

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アルコールフリーの基本的な作り方

アルコールを使わず液体石鹸は作るには時間がとてもかかり失敗する可能性も高いのですが、
ドライスキン、敏感肌、湿疹やアトピーの方に適した作り方だと思います。
アルコールを使った作り方は失敗が少なく殺菌効果のあるシャンプーなりますが、
アルコールが石鹸に多く含まれている場合はお肌を乾燥させてる場合もあります。
アルコールを殆ど蒸発させた場合は、とてもいいシャンプーになります。

アルコールを使わないとペースト状の石鹸の素が作れるまで何時間もかかります。
均等に熱が当たるように湯煎を利用する人が多く、湯煎用の2層鍋を使うと火にかけっぱなしでも、
定期的にチェックするだけでOKのようで利用している人が多いようです。

(1) 精製水と水酸化カリウムを混ぜて65℃/150*Fにします。

(2) オイルを鍋に入れて75℃/170*Fになったら(1)の溶解液をいれます。

(3) 湯煎で71-82℃/160-180*Fを保たせながら10分ほど混ぜます。

(4) その後は混ぜる必要がく、温度を一定に保たせながら定期的に様子を見るようします。

(5) 3-4時間ゆっくり時間をかけてジェルになるまで温め続けます。

(6) ペースト状になったら水を加え、(最後にGSEを加えて)2週間後に出来上がりです。

- 高温で2-3時間煮ると完全に鹸化してすぐに使える石鹸になります。

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アルコールを使った基本的な作り方

アルコールを使って作った場合は多少アルコールが石鹸の中に残るため半年以上保存が可能なソープができます。
ペースト状で保存する場合は常温で2年でも保存可能です。
アルコールを加えてかき混ぜながら鹸化させますが、ジェル状になりかけたらアルコールを蒸発させます。
2-3時間程煮詰めながら鹸化すると共にアルコールを飛ばす方法もあります。

- アルコールは91%アルコールでも構いませんが99%がベストです。
 

(1) 精製水と水酸化カリウムを混ぜて65℃/150*Fにします。

(2) オイルを鍋に入れて75℃/170*Fになったら(1)の溶解液をいれます。

(3) 弱火で82℃/180*Fまで温度を上げ、10分度程よく混ぜます。

(4) 火を止め、アルコールが蒸発しないようにアルコールを入れてフタをする。**吹きこぼれに注意**

(5) 鍋の中がくつくつ煮立って小さな泡が立っているのを確認し、泡が立たなくなるまで放置する。

(6) 泡が立たなくなれば数回混ぜて、様子を見ながら(5)と同じように泡が出るまで混ぜる。

(7) (6)を繰り返し、液体からジェルにする。15-30分後にジェルになります。

(8) ジェルになってきたら同温ぐらいの水を加え、(最後にGSEを加えて)2週間後には出来上がりです。

- 最後の(8) の水の量はオイルの種類によって追加する水の量が違い、
また、濃度も好き好きがありますので、水の量は掲載しておりません。

- 私はpHの値を下げる場合はGSEや蜂蜜を使っていますが、クエン酸や硼酸を加える方法は石鹸作りの本で紹介されています。
硼酸は現代では毒薬として扱われていますので使わないほうがいいと思います。

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パームリキッドソープ

(1) 精製水470ml/16oz 水酸化カリウム185g/6.5oz
(2) パームオイル 907g/32oz
(4) アルコール 235ml-470ml/8-16oz
(8) 水 12 cups 前後

(2) 精製オリーブオイルの代用ができますが、(8) 水の分量は異なります。
始めは6カップぐらい入れて、様子を見ながら少しずつ水を加えてのばして下さい。

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ココナッツリキッドソープ

(1) 精製水470ml/16oz 水酸化カリウム240g/8.5oz
(2)ココナッツオイル 907g/32oz
(4) アルコール 235ml-470ml/8-16oz
(8) 水 6 cups 前後

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Deborah's Favourite Liquid Soap

Deborah Cannerさんは、娘さんが湿疹で困っているため、手作り石鹸を作り始めたそうです。
デビーさんは、キャサリンさんのMaking Natural Liquid Soaps (by Catherine Failer) の本の中にある
Jojoba Conditioning Shampooというレシピで作ったシャンプーは市販の石鹸やシャンプーが使えない娘さんのお肌にとても優しいようです。
デビーさんの娘さんと同じように湿疹で悩んでいる方、または市販のシャンプーが使えないお子さんをお持ちの方は、一度お試し下さい。

アメリカで出版されている本はoz (ounce(s))というgに当たる重さの単位で表示されています。
もし、レシピの単位がすべて重さのoz表示(wt.oz) であれば、そのままozをgに置き換えて作れます。
水の単位がfl.oz や cup でなく、重さがすべてozという表示になっている事を確認して下さい。
但し、gで作るには数字が小さすぎます(量が少ない)ので、10倍、20倍にして作って下さい。

デビーさん愛用のレシピJojoba Conditioning Shampooを例にg表示に変えて数字を10倍と20倍にしてみました。
下記のようにoz (ounce(s))表示になっているレシピでも、gに変えて作れます!
 

37 oz  ココナッツオイル

.... x10 ....

370 g  ココナッツオイル

.... x20 ....

740 g  ココナッツオイル

9 oz  キャスターオイル

90 g  キャスターオイル

180 g  キャスターオイル

4 oz  ホホバオイル

40 g  ホホバオイル

80 g  ホホバオイル

39 oz  精製水

390 g  精製水

780 g  精製水

13 oz  水酸化カリウム

130 g  水酸化カリウム

260 g  水酸化カリウム

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Junko's Liquid Soap Recipe

私はアルコールを使って作っていますが、鹸化させながらアルコールをぼぼ完全に蒸発させます。
ココナッツはお肌をドライにする傾向がありますが、キャスターオイルとホホバオイルを加えることで、
お肌に優しく潤いを与えるシャンプーが作れます。乾燥肌や湿疹のある方にもお薦めのレシピです。

身体も髪の毛も洗える、私の好きなレシピをいくつか御紹介します。
体質、髪の毛の質、パーマやブリーチで痛んだ髪の毛など、どのシャンプーが貴女に適しているかは実際に使ってみなければわかりません。
いろいろな純シャンプーをお試し下さい。
 

(1) 精製水と水酸化カリウムを混ぜて60-65℃/140-150*Fにします。
作りやすいようにアルカリの量を5%程前後増量して作っています。

(2) オイルを鍋に入れて、75℃/170*Fになったら(1)の溶解液をいれます。
固形石鹸と違って、アルカリとオイルの温度差があった方がいいと思います。

(3) 弱火で82℃/180*F以上温度を上げながら、5分度程よく混ぜてから火を止め、
吹きこぼれに注意しながらアルコールを入れてフタをして3-5分間程待つ。

(4) 3-5分間後、鍋の中の混合物が吹きこぼれないように最初は軽くかき混ぜ、
ビールを注いだ時のようにジュワジュワっと泡が上がってくるまで混ぜます。

(5) どんどん混ぜると15分ぐらいで液体→シロップ状→ジェル状に変わっていきます。
ジェル状/ペースト状になったら水を加えて2時間程、煮詰めて鹸化させます。

(6) 2時間後、**** を加えて出来上がり!
フレグランスオイルやエッセンシャルオイルの香料や着色料は最後に加えて下さい。
 
 

弱火で82℃/180*Fまで温度を上げる。
温度を上げると、アクのような物が出てきますが、気にする必要はありません。

火を止め、吹きこぼれに注意しながらアルコールを入れてフタをする。
アクが無くなっていないようなら、フタを閉めたまま少しゆすって下さい。

透明な液体になったのを確認。アルコールの量が不足していない証拠です。
アクが浮いているようであれば、アルコールが不足しています。
または、温度がしっかり上がっていなかった所為です。

吹きこぼれに注意して軽くかき混ぜる。様子を見ながら泡が出るまで混ぜる。
泡が吹き上がらない場合は鹸化が促進されていませんので失敗する可能性があります。

ビールの泡のように吹き上がってくるので注意。
混ぜてながらアルコールをどんどん飛ばしてジェルにする。
鹸化が殆ど終われば柔らかいジェル/ペースト状になります。


 

Mild Body & Hair Shampoo

シャンプーバーと比較すると、このレシピのシャンプーで洗うと髪の毛がきしまず、
シトラスリンスした後はトリートメントをしたように髪の毛がサラッとしてとても気に入っています。
その時の気分で、カレンジュラエクストラクトやアーティチョークエクストラクトなどのハーバルエクストラクトを加えたシトラスリンスを使っています。

(1) 精製水470ml/16oz 水酸化カリウム193-209g/6.8oz-7.4oz
(2)ココナッツ 567g/20oz キャスター170g/6oz ホホバ 170g/6oz 
(3) アルコール 235ml/app.8oz
(5) 水  5 cups 前後
(6) グリセリン 2 cups ビタミンEオイル大匙1 GSE大匙2 蜂蜜大匙2

アルカリ水を使いましたが、シャンプーはpH9.3になり、pH10.0以下で作れました。
できるだけpH10.0以下のシャンプーを使った方がいいと思います。

グリセリンをたっぷり使うとお肌にとてもよいソープになりますが、体質や気候によっても異なります。
始めからたくさんグリセリンを加えると勿体ないと思いますので、グリセリンがたっぷり入っているほうがいいのか、
それとも、たくさんいれないソープでも使い心地はいいかどうかチェックして下さい。
日本は四季がありますので、季節でグリセリンの量を調節してみて下さい。

日本のグリセリンはみずっぽいと教えていただきましたが、私はシロップ状の植物性グリセリン(99%)を使っています。
 

All Purpose Shampoo

(1) 精製水350ml/12oz 水酸化カリウム204-212g/7.2oz-7.5oz
(2)ココナッツ 453g/16oz サンフラワー 283g/10oz キャスター170g/6oz  
(3) アルコール 235ml/app.8oz
(5) 水  6 cups 前後 グリセリン1/2 cup

このレシピで作ると、大抵pH9.7ぐらいの数値でいつも作れます。
経験、道具、気温などによって出来上がりは人によって異なりますので必ずpHをチェックして下さい。

このレシピを使った無着色と着色したシャンプーの画像は Shower Gel & Forming Bath でご覧下さい!

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Citrus Rinse

以前はレモンジュースやクエン酸を使ったリンスを行なっていましたが、今はシトラスリンスを行なっています。
クエン酸リンスが、なかなか慣れない方でも成功する確率が高くなります。

市販のシャンプーからシャンプーバーに切り替えた方は髪の毛の軋みが気になり、
クエン酸リンスに慣れずにギブアップして、再び市販のシャンプーに戻る方もいます。
そういう方は、暫くの間、シトラスリンスを行なって石鹸シャンプーに慣れて下さい。

クエン酸リンスに慣れるまで早い方は2-3日で慣れますが、半年以上かかる方もいます。
また、クエン酸の量を多く使いすぎて髪の毛がベタベタしたり、または少なすぎてサラサラせず、ギブアップする方もいます。
今まで失敗して諦めてしまった方は、シトラスリンスをお試し下さい!

シトラスリンスとは、、、GSE(グレープフルーツシードエクストラクト)を使ったリンスです。
グレープフルーツシードエクストラクトはシトラスエクストラクトと呼ばれることもあり、
クエン酸リンスと区別するためにシトラスリンスと呼んでいます。
 

リンスに必要なGSEの量

100mlぐらいの小さいコップを利用するのも便利です!
100円玉ぐらいのサイズのGSEを小さいコップに入れてお湯と混ぜて濃厚なシトラスリンスを頭皮と髪の毛に馴染ませるようにリンスします。
全体に馴染じんでいるか、指の腹を使ってマッサージするようにチェックして下さい。
シトラスリンスが髪の毛全体に行き渡っていれば、軽くすすぐだけです。
縺れやすい髪の毛の方も、きっとびっくりするぐらいの効果があると思います。

貴女の石鹸シャンプーのpHで必要なGSEの量も異なりますので、初めてシトラスリンスを行なう方は、
GSE大目に使ってリンスをし、髪の毛の状態に合わせて徐々にGSEを減らして貴女の髪の毛に合った量を探して下さい。

GSEにはアミノ酸を含む数種類の酸が含まれているためヘアケアには優れた材料で、フケやかゆみの防止にも使われ、
枝毛防止にも役立ちまが、シトラスリンスの欠点はクエン酸リンスに比べて値段が高くついてしまう事です。
枝毛防止は毛先8-10cmぐらいにシルクアミノ酸やGSEを馴染ませるように付けてみて下さい!
** ひどい枝毛は毛先5cmぐらいカットしないと、また枝毛になります!**

注意:シトラスリンスはブリーチの人には効果がありますが髪の毛を染めている人には効果が殆どないようです。

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Junko's Soapless Shampoo for Hair & Body

GSEと数種類のハーバルエクストラをブレンドして、オリジナルシトラスリンスを作っています。
フケ、抜け毛、枝毛予防に効果があるエクストラクト以外に、ニキビケア、抗-皮膚炎症、酸化防止、収斂効果、各種ビタミンが含まれているエクストラクトを使っているため、
ニキビが出来た時、特にニキビが潰れてしまって血が出ているような時の洗顔に使って頂くことができます。

石鹸が含まれていないソープレスシャンプーとして赤ちゃんや小さなお子様から敏感肌の大人の方も使っていただけます。
寝たきりや病気でシャワーが出来ない場合でもSoapless Shampooを混ぜたお湯で身体を拭いて頂いてて殺菌、洗浄する事ができます。

Junko's Soapless Shampoo は、原液のまま使わずに、水や植物性グリセリンに混ぜてお使い下さい。
シロップ状のグリセリン成分99%以上のピュア植物性グリセリン(USPグレイド)に混ぜて使うと使いやすいと思います。
USPグレイドは医療に使われる基準をパスしたグレイドです。
GSEだけでも十分に洗浄、殺菌効果がありますが、お手持ちのハーバルエクストラクトを加えてお試し下さい。

GSE(グレープフルーツシードエクストラクト) 94-95%
ハーバルエクストラクト 5-6%
** Aloe Vera, Artichoke, Bilberry, Calendula, Green Tea, Hawthorn Berry, Red Rasperry,
Saw Palmetto Berry, Yarrow のをブレンドした植物性エキスを使っています。

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Shower Gel & Forming Bath

手作りのリキッドソープは水やグリセリンの量を調節したり、選んだオイルの種類で
ドロっとしたジェルのようなシャンプーや水っぽいシャンプーにすることもできれば、
無色透明に近いシャンプーや飴色のシャンプーを作ることもできます。

シャワージェルのようなトロミのあるソープを作りたい場合はグリセリンの量を少なくすると
キサンタンガムやアップルペクチンを加えなくてもジェル状ソープにできあがりますが、
グリセリンが多く含まれている方がお肌に優しいのでグリセリンはある程度入れて作ります。
水っぽいリキッドソープが嫌な場合はキサンタンガム、グアガムやアップルペクチンなどを入れてジェルにして下さい。
バブルバスやフォーミングバスを作りたい場合は泡立ちの良いココナッツを使ってリキッドソープを作ります。
色や香りを付けるとギフトによろこばれる素敵なリキッドソープになります。
 

shampoo_060101.jpg


 

左端は無着色の手作りリキッドソープです。
ココナッツ、キャスターオイル、サンフラワーを使って作りました。
ソープが黄色っぽいのでちょっぴりブルーを加えてグリーンの色を作りました。
ブルーはブルーを大目に入れただけで簡単です。
バイオレットはレッドとブルーを加えて着色しました。


 

リキッドソープのアレンジ法はクラフトリキッドソープのページをご覧下さいね!

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トラブルシューティング

オイルとアルカリがいつまで経っても分離したままなのですが、、、!
- a. - アルカリが少なすぎると分離したままでジェルが作れません。
- b. - アルコールを使わない場合は分離した状態が続きます。アルカリの量は正しいか再度チェック!

アルコールを使ったのに、なかなかジェルになりません!
- a. - アルコールを入れる量が指定された量よりも少なすぎるとジェルにならない時があります。
- b. - アルコールを入れる時の混合物の温度が低すぎた場合が考えられます。
- c. - a.とb.に当てはまらない場合は、吹きこぼれに注意しながら定期的に混ぜて下さい。

pHの値を中性に近づけたいのですが、GSEやクエン酸はどのくらい入れたらいいのですか?
- a. - 道具、温度、経験等で鹸化率が違います。ペーハーメーターを使って測定して下さい。
- b. - GSEは鹸化を促進させますので、クエン酸よりもGSEを加える方がいいと思います。

pHの値をできるだけ中性に近づけたいのですが、何を使うといいですか?
- a. - 経済的な方法ですと、アロエベラジェルやアロエジュースを加えるとpHの数値が下がります。
- b. - はちみつでもpHが下がります。蜂蜜ソープを作るときに使って下さい。

リキッドソープは上手に作れたようですが、表面に少しオイルが浮いているようです。
- a. - アルカリが少なかったため、鹸化されなかった余分なオイルが浮いている所為です。
- b. - 鹸化率100%のアルカリの量で作ると、実際アルカリが少し不足してしまう場合があります。

水を加えすぎたようで水っぽくなりました。お塩を加えるとジェルになりますか?
- a. - 残念ながら、純リキッドソープはお塩を加えてもジェルになりません。洗剤だけです。

水を加えすぎたようで水っぽくなりました。蒸発させる方法しかないのですか?
- a. - キサンタンガムやペクチンを使ってジェルにすることができます。
- b. - シロップ状のアロエベラジェルを加えて泡立ちの良いジェルにすることができます。

アルコールなしでリキッドソープを作りましたが、日が経つと脂臭い匂いがしてきました。
- a. - 最初にオイルを熱しすぎてしまったり、鹸化が完全にしきれていない場合が考えられます。
- b. - アルコールを使っていない場合、腐敗するのがかなり早いようです。

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みなさんの質問にお答えして、、。

久留美さんの質問
リキッドソープを作るときに水で薄める前の石鹸の素を冷凍室で凍らせて保存すると良いと聞きましたが、
凍らせて保存したほうがいいですか?

アルコールを使って作った場合、完全に鹸化され余分な脂が出来上がった石鹸に溶け込むことが殆どないため、
脂臭くなったりすることがなく、水を加えてリキッドソープにしてしまっても、涼しいところで保管していれば6カ月以上でも保存できます。
アルコールは鹸化を完全にする働きと出来上がった石鹸を殺菌するという効果もありますので長期保存可能です。
私は洗濯、食器用などにリキッドソープをたくさん作って保存していますが、脂臭くなったことがありません。

アルコールを使わずに作った場合、オイルを煮詰めすぎてオイルを酸化してしまって脂臭くなったり、完全に鹸化されていないオイルや
煮詰めすぎて酸化されたオイルがリキッドソープに溶け込んでしまって脂臭い匂いを発する原因になるとが考えられます。
もし、冷凍室で保存したい場合は、石鹸の素が出来上がってからすぐに入れないほうがいいですね。
まだ、鹸化が促進されているかもしれないのに途中で止ってしまうことになります。

今日は、いつも使わないランドリーの棚にアルカリを保管しようと思ってみたら、
ずっと捨てずに置いてあるソフナーや食器用洗剤に紛れてひとつだけソープの素が隠れてました!
2年前(4/99)に作ったリキッドソープの素をだったので、なんだかとても嬉しかったです!
そのリキッドソープの素は、色も匂いも作った当時と同じで全く変りがありませんでした。
ただ、以前と作り方が少し違い、ソープの素を長期保存させるためにアルコールを出来るだけ飛ばさず保存していましたので、
ソープの素はアルコールが多く含まれているためレモンゼリーのように透き通ったソープです。
アルコールが多く含まれたリキッドソープの素は2年経っても腐らないようです。(5/8/01)

 

Yukoさんの質問
アルコールなしで作ったリキッドソープは1カ月も経たないうちに廃油のような脂臭い匂いになり、
脂臭さを消すためにエッセンシャルオイルを加えたら、もっと最悪な臭いになってしまいました。
折角のリキッドソープを利用できるようにしたいのですが、何かよい方法はありますか?

残念ながら、一度脂臭くなったリキッドソープは脱臭することはできませんが、ごまかす方法があります。
まだ、脂臭さが少しだけなら香りの強いラベンダーなどの香りを加えるとごまかせる場合があります。
レモンやライムをたくさんいれて、食器用、または洗濯洗剤として利用させることもできます。
脂臭さを消すためにコーヒーを加えてコーヒーの香りを付けるのが一番いいかもしれません。
コーヒー豆のカスを加えることもできます。コーヒーカスの場合は食器洗いに使ってみて下さい。

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